ホンダ発の1人乗りの電動三輪車『ストリーモ』
ホンダの技術者が立ち上げた新興企業ストリーモ(東京)は
1人乗りの電動三輪車『ストリーモ』を2022年内に発売します。
今回はこの電動三輪車や電動キックボードについて
現在(2022年)の扱い、今後の改正道交法の扱い
必要な免許やヘルメットの有無に
スポットを当ててみたいと思います。
2022年現在の扱いは『原動機付自転車』
現在(2022年)のところ、上記の電動三輪車や電動キックボードは
道交法上
- 原動機付自転車と同じ扱いです。
なので
- 原付免許が必要
- 車道通行
- ヘルメットの着用義務
これらを守らないと
- 無免許運転
- 通行帯違反
- 乗車用ヘルメット装着義務違反
の交通違反に該当します。
また
- 前照灯(ヘッドライト)
- 制動灯(ブレーキランプ)
- 方向指示器(ウインカー)
- ナンバープレート
などを備えていないと
- 整備不良の交通違反となります。
さらに
自賠責保険に加入しておかないと
無保険運行という重罪に問われてしまいます。
現在(2022年)のところは、従来の原付と
全く同じ扱いなので注意が必要です。
2022年から2年以内施行予定の改正道交法の扱いは
『特定小型原動機付自転車』という新たな分類に指定されます。
自転車の軽車両でもなく
50cc以下の原動機付自転車でもない
独自のカテゴリーが加わります!
しかも、この『特定小型原動機付自転車』は
- 16歳以上であれば免許不要
- ヘルメット着用は任意
などのほぼ、自転車と同じ扱いの特例を受けます!
夢のような乗り物がこの記事を書いている2年以内に
施行される予定です!
ただ、心配されるのは
- 事故多発です
電動キックボードは、現在では原付と同じ扱いを
受けているのにも関わらず
法律を破ってでも、街中を駆け抜ける
違法走行の電動キックボードがいます。
その彼らの言い分は
- 知らなかった
- 便利だから
- バレないと思った
でしょう(;^ω^)
いつも出てくる言い訳ですね。
違法状態でこのような状況ですから
合法となればどうなるのでしょう(>_<)
これ以上ビュンビュン走りまくって
- 歩行者との接触事故が増えるのではないか
火を見るよりも明らかなのですが(´Д⊂ヽ
なぜこのようなカテゴリーができたのでしょうか。
近年いわれている多様化の時代の流れでしょうか。
新型コロナウイルス感染症の影響なのでしょうか。
なにはともあれ、健全で安全な交通社会の実現に向けて
弊害とならないような道交法改正であると切に願います。