交通トリビア

実は危険だった!バックカメラを過信しないように!

車庫入れ時に重宝

非常に便利ですが

リアカメラともいいます。

ギアをバックに入れた時に、カーナビの画面が

ナンバープレート付近に付いているカメラの画像に

切り替わるあのカメラ画像のことです。

車庫入れするときに、後ろの景色を写してくれて、非常に助かります。

歪んで見える

バックカメラ画像

ただ、あの画像、魚眼レンズのように歪んで映って

お世辞にも見やすいとはいえないです。

広範囲を映そうとする結果、あのような映像になってしまいます。

なので、バックカメラの画像のみ

見ながらスイスイ後退するのは危険です。

カメラ画像の脇の方に映っている物が

急激に近づいてくるからです。

距離感もつかみにくい

実際の距離感との差がある

慣れもあると思いますが、あの画像は距離感はつかみにくいです。

試しに、カメラの画像で判断した距離感と

実際車から降りて見にいった距離は差がありました。

しかし、運転席から全く見えない死角部分を見ることができるので

その意味では非常に便利だと思います。

ただ、カメラ映像だけを見て後退することは危険です。

全く周囲の安全を確認していないことになります。

タイヤ止めに勢いよく当たる

ゆっくり当てたいが

カメラ映像を見っぱなしで後退していくと

おそらくタイヤ止めに勢いよく当たることになるでしょう。

そうなったらタイヤにもいいことはないでしょうし

車内に衝撃が走ります。

それを避けるためには、サイドミラー、ルームミラーを使い

窓から顔を出して後輪を見ながら

カメラ映像も参考にしながら後退していきます。

面倒だとは思いますが、昔は窓を開けるのも手回しだったんです(^^)↓

昔は当たり前だった手回し装置

設置義務化

今までは、バックカメラは購入者が希望して付けるオプション扱いだったのですが、2022年5月から装着が義務になりました。車両後退時の事故防止の一環です。正式名称は、後退時車両直後確認装置らしいです。いつも思います、いかにも法律用語ですね(^^)。装着義務といっても、今走っている車に付けなけらばならないのではなく、2022年5月以降に登場する新型車から装着義務ということです。

出典国土交通省

まとめ

  • バックカメラは後退時に重宝する
  • ただし、死角が多く、距離感がつかみにくいので、周囲の安全確認が必要
  • 2022年5月以降登場する新型車に着用義務
ABOUT ME
交通トリビア研究所
こんにちは。教習指導員になってはや十数年。 過去にバイク事故で重傷を負った経験がある、現役の教習指導員です。 あの時、命拾いしたのも、この仕事に就いて安全運転を教えなさいと神様に言われたような気がします。 こんな私ですが、ブログを通じて、皆さんに安全運転の大切さを発信していきます。

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