交通トリビア

ピンク色の免許証に変えてみましょう(^^)

免許証がピンク色に!

日産自動車より

みなさん、写真のようなピンク色の免許証を手にしたいですよね(^^)以前では考えられなかったロマンチックな免許証を今では作ることができるんです!

以前までは、免許証の顔写真を変更したくてもできませんでした。顔写真を変えたかったら、『新たに違う種別の免許を受けるとき』『免許証の再交付を受けるとき』『3年又は5年ごとの免許の更新のとき』しかありませんでした。

実質、次の更新まで3年又は5年を待つしかなかったのです。

2019年12月1日より、新たな規定が設けられました!

  • 住所、氏名等の記載事項変更の届出をしたとき
  • 免許に条件を付され又はこれを変更されたとき
  • 免許証の備考欄に免許に付された条件又は記載事項の変更に係る記載を受けているとき
  • 免許証に表示されている写真を変更するとき
  • その他(免許証の有効期間の元号を変更するとき、臓器提供の意思表示欄を変更するとき等)

ただし、その場合も再交付手数料(2,250円)が必要です。

やったー!

その規定とは免許証の顔写真が気に入らないの理由で免許証の再交付を受けることが可能になりました。ただし、再交付手数料の2,250円がかかります。(2022年現在)この緩和により、嫌だった免許証の顔写真をいつでも変更できるようになりました。

免許の更新時に持ち込み写真を持参して、免許証を作成してくれるサービスも以前からありましたが、今回は更新時でなく写真を変更したいというの理由が追加されたのです。

ただし、一部の自治体では、ピンク背景の持ち込み写真を拒否される可能性もあります。なので、事前に下調べをお願いします。( ゚Д゚)県によって違うんだ!

どのような写真が受理されるか

お気に入りの顔写真に!

これに加えて、2021年9月3日警察庁から通達が出されました。持ち込み写真の基準について明確にするとともに、「申請者の利便性向上を図るため、個人識別が容易な写真は受け付けるという基本的な考え方とする」と踏み入った内容です。(^^)へぇ、国民の声が届いたってことですね!

これをまとめていきます。

適性写真

適正写真
  • 縦3センチメートル×横2.4センチメートル(国外運転免許証申請時に添付する写真サイズは、縦4.5センチメートル×横3.5センチメートル。)
  • 無帽宗教上又は医療上の理由がある場合を除く。)、正面上三分身無背景
  • 申請前6か月以内に撮影したもの
  • 個人識別が容易にできるもの
  • 運転免許証が適正に作成できるもの

NGな写真

  • 帽子をかぶっている
  • 頭部を覆うような幅の広いヘアバンドバンダナはちまき等をしている
  • 顔が正面を向いていない
  • 目線が正面を向いていない
  • 上三分身ではない(顔しか写っていない(近すぎ))
  • 上三分身ではない(顔が小さい(遠すぎ)
  • 顔の輪郭や衣類などが背景と同化している
  • 景色等が写っている
  • 背景が壁紙の模様やカーテン模様、壁の木目などになっている
  • 顔の一部が途切れている
  • 明るすぎて顔がわからない
  • 暗すぎて顔がわからない
  • 目を細めたり閉じている
  • 目が髪などで隠れている
  • 眼鏡が光っていて目が確認できない
  • 眼鏡のフレームが目にかかっている
  • 色の濃いサングラスをしている
  • 大笑いしているなど口を大きく開けている
  • 衣類等で顔が隠れている1
  • 衣類等で顔が隠れている2

 

宗教上または医療上の理由があってもNGな写真

警視庁より引用

注意点

この持ち込み写真で免許証を作成する際、一旦機械に画像を読み込んでから転写するので、鮮明さに欠ける可能性があるとのことです。実際、兵庫県でピンク背景の持ち込み写真で免許更新をしたんですが、背景が真っ白でした( ゚Д゚)転写装置感度悪すぎ!

しかし、やってみる価値はあると思います。免許の更新のついでに、事前にピンクの背景の証明写真を撮ってみてはどうですか?再交付は手数料がかかりますが、免許更新時などは手数料無料です!

まとめ

  • 免許更新のときの持ち込み写真は以前からできていた
  • 2019年12月からは手数料がかかるが、顔写真変更目的での再交付が認められた
  • NG写真の例が多いので、写真を持ち込むときはしっかりチェックする
  • 自治体にもよるが、写真写りが荒くなることも
  • 免許更新時などは手数料無料
ABOUT ME
交通トリビア研究所
こんにちは。教習指導員になってはや十数年。 過去にバイク事故で重傷を負った経験がある、現役の教習指導員です。 あの時、命拾いしたのも、この仕事に就いて安全運転を教えなさいと神様に言われたような気がします。 こんな私ですが、ブログを通じて、皆さんに安全運転の大切さを発信していきます。

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