交通トリビア

教習所で教官に言われることが毎回違う理由(^^)

毎回、状況の変化があるからです(;^ω^)

どっち!?

これですね(^^)車の運転が難しい理由ナンバーワンです。車の運転で、毎回同じ状況というのは絶対ありません。路上ならなおさらです。前回言われたことと同じことをしても、『違う』『そうじゃない』と言われてしまいます。例えば

  1. 左折をするにしても、前回は『もっとブレーキを踏んで曲がりなさい』と言われて、今回も同じくブレーキを踏んで曲がったら、『もっとアクセルを踏んで曲がりなさい』と言われた。
  2. 障害物(駐車車両)をよけるにしても、前回は『ブレーキを踏まずに行きなさい』と言われて、今回もブレーキを踏まずに行こうとすると『待って!止まって!』と言われたら

教習生の方は???だと思います。そらそうですね。全く逆のことを言われたのですから。確かに卒業アンケートで毎回書かれています。

  1. に関しては交差点が上りか下りか、前車がいるかいないか、後方からバイクが来ているかどうかなど様々な状況が考えられます
  2. に関しては対向車の有無、駐車車両の止まり方、駐車車両に人が乗っているかどうかなどの状況が

教官からすれば当然なんです

状況変化にいかに対応できるか

私たち教える側からすれば、毎回言われることが違うのは当然なんです(;^ω^)上でも述べた通り、道路の状況は毎回変化します。だからこそ運転が難しく、どこでも事故が起こりあおり運転減らない理由と同じなのです。

道路は生き物です。本当です。すぐさっきまで平穏だった現場で一気に事故が発生したり、渋滞が発生したり、安全だった所が危険場面に変わったりします。その状況変化著しい現場で同じことを言われる方がおかしいと思うのです。

やはり経験が必要

色々言われて成長する

みなさん若いです。みるみる運転技術が上達していくのは、私たちから見てもすごいと思います。言われたことをよく覚えていて、さすが若い人達は飲み込みが速いなと思います。年を取ったらそうはいきません(^^)

しかし、逆にいうと、初めてハンドルを握ってまだ数か月です。もっと経験を積んでいかないと交通状況に対応することは難しいかなと思います。私たちのように数十年の経験を積んでいる者から言わせると、毎回違ったことを言われて当然です(^^)

素直に聞き入れましょう

私自身、初めてすることに対して、経験者(先輩)を尊敬し、言うことを素直に聞き入れることにしています。その方が双方が立場を理解し、和やかに話が進みます。

もちろん、教える側が高圧で、威張っていたらダメです。

頭ごなしに言うのではなく、教わる立場を理解することが大事だと思って、私は普段から教習に当たっています。誰もみなさんを落とし入れようと教習などしてませんので、安心してください(^^)

まとめ

  • 教習で毎回違うことを言われる理由は、状況が変化するから
  • 同じことを言われる方が不自然
  • 教わる方も教える方も双方立場を考える
  • 経験が物を言う(^^)
ABOUT ME
交通トリビア研究所
こんにちは。教習指導員になってはや十数年。 過去にバイク事故で重傷を負った経験がある、現役の教習指導員です。 あの時、命拾いしたのも、この仕事に就いて安全運転を教えなさいと神様に言われたような気がします。 こんな私ですが、ブログを通じて、皆さんに安全運転の大切さを発信していきます。

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