あおり運転

2019年に起きたあおり運転、常磐道あおり運転殴打事件の真相

加害者は宮崎文夫という男

あおり運転

逮捕された容疑者は宮崎文夫といい、それ以前にも色々素行が悪い人物だったらしいです。

事件は2019年8月10日に発生しました。

  • 被害者の車を数キロに渡って追跡
  • 幅寄せや割り込み
  • 急減速

これらのあおり行為を繰り返しました。

ちなみに、あのあおり運転に使用された高級外車は試乗車らしく、期限が切れているにも関わらず返却せず乗り回していたそうです。

普段の素行の悪さが伺えますね。

記憶にも新しい、茨城県守谷市の常磐自動車道で起きたあおり運転です。

高級外車を被害者の車に割り込んで停車させ、高速道路上で

「殺してやる!」

と叫びながら降りてきて、同被害者の顔面に暴行(拳で5発殴打)まで働いた事件です。

警察はこの事件を重く見て、この事件の加害者である宮崎文夫全国に指名手配しました。その後、大阪にいるところを逮捕され、起訴されました。

この加害者は、この事件だけでなく、他にもあおり運転を繰り返していました。

2019年7月なども他の2件のあおり運転をしていたとのことです(´Д⊂ヽ恐ろしい限りです

他にも

  • 交際相手に暴力を振るう
  • 自転車の駐輪スペースを勝手に広める
  • 飲食店で何か理由をつけてクレームを言う

など、通常とはかけ離れた人物像だったのです。

さらに裁判によると、2006年にも高速道路上で他の車を止めさせ、運転している人に暴行を加えた前科(暴行罪で略式命令を受けた)があったみたいです。

当時は法律に『妨害運転』が規定されていなかった

暴行罪や強要罪で起訴していた

当時、あおり運転が『妨害運転』として法律に明記されていませんでした。規定されたのは2020年6月30日からです。

それまでは、刑法の『暴行罪』や『強要罪』を適用して加害者を裁いていました。

この事件の加害者も複数のあおり運転の起訴内容として、『強要罪』と『傷害罪』などに問われました。

判決は懲役2年6カ月、保護観察付き執行猶予4年(求刑懲役3年8カ月)でした。検察は当時、懲役刑が科せる最大の罪で起訴したといわれています。

現在は『妨害運転罪』で最長懲役5年が科される

妨害運転罪

現在は『妨害運転罪』によって厳しく罰せられます。こちらにあるように、初犯で免許取消3年で、懲役刑も科されます。

図のような行為を行った者には、厳しい行政処分が与えられるのです。

この裁判で判明したことが、加害者の精神鑑定で、他人が悪意を持っていると疑う傾向がある『パーソナリティー障害』であることでした

やはり、あおり運転をする側にも理由(すごく考えが偏っていますが)があるようです。

『あおり運転』の被害に遭わないために

別記事でも書いてます通り、『気配りができていない』『運転に無関心』『合図が遅い』『急な動作をする』このような運転を改めるべきです。

運が悪いで済ませないようにして下さい。あおり運転の被害をさけること容疑者故をさけることと同じ意味ですので

ご自身の運転チェック!あおり運転をされやすい人の特徴!絶対やってはいけない『あおり運転』。道路交通法にも明記された妨害運転。しかし、全国で後を絶たない。なぜ、これだけトラブルが起こるのか。それは、される側にも原因があったのです。ではどの様な運転が『あおり運転』の被害に遭うのか、必見です。...

ガラケー女はどうなった?

ガラケー女

喜本奈津子です。

同乗の女もガラケーで撮影しながら一緒になって車から降りてきました。その行為も異常な行動として報道されました。

暴力的な宮崎に対して文句も言わず、服従していたらしいです。

この一緒にいた喜本奈津子は犯人蔵匿(はんにんぞうとく)、犯人隠避の疑いで逮捕されるに至りました。

指名手配犯を匿った(隠した)罪です。

その後略式裁判で罰金30万円を言い渡されています。

参照元:こちら

まとめ

  • 妨害運転罪』が新設される以前は『暴行罪』や『強要罪』が適用されていた
  • 2019年『あおり運転』が社会問題に一気に拍車をかけた
  • 加害者によっては余罪が多く、再犯
  • あおり運転』の被害に遭わない運転を
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交通トリビア研究所
こんにちは。教習指導員になってはや十数年。 過去にバイク事故で重傷を負った経験がある、現役の教習指導員です。 あの時、命拾いしたのも、この仕事に就いて安全運転を教えなさいと神様に言われたような気がします。 こんな私ですが、ブログを通じて、皆さんに安全運転の大切さを発信していきます。

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