先行地域で1998年から
日本で一番登録台数の多い名古屋ナンバーにて、小型乗用枠の『5ナンバー』の組み合わせが撤廃するおそれが出てきました。これに対処すべく、分類番号の三桁化が実現しました。それによって、今までより組み合わせに余裕が(ひとつの希望番号で約2700通り)できました。その余裕枠を希望番号に当てることになりました(‘Д’)へぇ、そんな歴史が!
全国展開は1999年から
先行地区に遅れること1年、全国で分類番号三桁が実施されました。これに伴い、自動車のナンバープレートの希望番号が広く認知されていくようになりました。考えてみれば今では、希望番号が当たり前になっていますよね。
私も取得したことがあります。ただし、二輪車に関しては、希望番号はまだ導入されていません。バイクこそ趣味の乗り物なので、希望番号が流行りそうですが、今のところその動きは全くないです。(´Д⊂ヽバイクにも欲しいよ!
希望番号と一般番号の見分け方
これが実はあるんです。希望番号(抽選対象外希望番号といいます。)と一般番号の枠をそれぞれ確保するために、分けられています。分類番号を見れば一目瞭然なんです。一部例外がありますが、分類番号の下二桁を見れば分かります。下二桁が3以降であれば希望番号、0であれば一般番号となります。(^^)これで見分けがつく!
例えば、『名古屋330さ2020』ですとどうでしょう。分類番号の下二桁が3なので、希望番号と分かります。では、『名古屋300さ2020』の場合はどうでしょう。この場合は、分類番号下二桁が0ですので、一般番号と分かります。
例外がある
しかし、例外があります。それは抽選対象希望番号枠です。抽選対象希望番号とは、希望番号の内、特に人気があると思われる番号帯のことです。現在は異なりますが、1998年当初は以下の番号帯が抽選対象希望番号でした。
『・・・1』『・・・2』『・・・3』『・・・5』『・・・7』『・・・8』『・111』『・222』『・333』『・555』『・777』『・888』『1000』『1234』『2000』『3333』『5000』『5555』『5678』『7000』『7777』『8000』『8888』の23種類です。
これらの番号帯は特に人気がある番号帯なので、分類番号は特別に下二桁が0からスタートします。なので、『名古屋300さ5000』は一般番号ではありません。希望して取得した番号になります。分類番号を見ただけでは区別できないこともあります。( ゚Д゚)これらは偶然には回ってこないんだ!
例外の例外がある
レンタカーに関してはさらに例外があります。レンタカーは『わ』と『れ』しかひらがなが用意されていませんので、特殊な割り当て方がされます。抽選対象希望番号も抽選対象外希望番号も下二桁3からスタートします。自家用車ですと『名古屋300さ・・・1』からスタートしますが、レンタカーですと『名古屋330さ・・・1』からスタートします。
例えば、画像の例ですと、一連指定番号が『5555』なので、抽選対象希望番号と分かります。一般車ですと、偶然には回ってきません。『5554』の次が『5556』だからです。しかし、ひらがなを見てみると『わ』なので、レンタカーと分かります。次に分類番号を見ると『500』です。下二桁0なので、偶然回ってきた一連指定番号だと分かります。もしこのレンタカーが希望して取得していたら『530』となります。( ゚Д゚)奥が深いっ!
(ナンバープレート情報局より引用)
まとめ
- 希望ナンバー制度は1998年から開始
- 希望ナンバーと一般ナンバーの見分け方
- 抽選対象希望番号と抽選対象外希望番号
- レンタカーの特殊な割り当て方