トヨタ、ホンダ、マツダ、日産のやり方
図のように操作します。
トヨタ、ホンダ、マツダ、日産は
ライトをONにしてレバーを
向こう側に倒します。
そしたらHIになります。
パッシングをするときは
ON、OFF共通で手前に引きます。
三菱のやり方
三菱は少し違います。
ライトをONにしてレバーを
手前に引くたびに
HIとLOWを切り替えます。
パッシングをするときは他社と同じで
ON、OFF共通で手前に引きます。
まとめると
- トヨタ、ホンダ、マツダ、日産は向こう側に倒すとHI
- 三菱はONの状態で手前に引くたびにHIとLOWが切り替わる
- パッシングするときは各社共通で手前に引く
ヘッドライトが眩しいことが原因で
あおり運転のきっかけにもなる時代です。
操作はしっかり知っておきましょう。
三菱以外の車種での注意点は
ライトを点灯していない
日中に知らない間にレバーが
向こう側に倒れていて
夜間HIで走行していた
とならないように
注意しましょう(^^)
メータで確認する
今、下向きライトかハイビームかを知るためには
メータ内の警告灯で確認します。
青いクラゲのようなマークが点いていれば
それはハイビームになっています。
最近では便利な機能として
このハイ、ローを自動でやってくれる
機能付きの車もあります。
オートハイビーム機能です。
その車のメータはこのようなマークが点灯しています。
夜間走行中
車の運転手は、夜間、前照灯の点灯が義務付けされています。
(夜間とは日没後から日の出まで)毎日刻々と変化します。
厳密にいえば、日没後直後のまだ明るい時間であっても
前照灯を点灯していなければ交通違反(無灯火運転)に該当します。
車の運転なので、自転車も原付もバイクも含まれます。
夜間、無灯火の自転車をよく見かけますが、あれもダメです。
危険です。原付に関しては、運転免許が必要な割に車検がありません。
なので、点検する機会が少ないので
前照灯や尾灯(後ろの赤いランプ)が切れていることをよく見ます。
これも交通違反です。(整備不良)
基本的にハイビームで走行
前照灯はよくヘッドライトや下向きライト
ロービームともいいますが
正式名称ですれ違い用前照灯ともいいます。
(道路運送車両法)その名の通り
すれ違う時や前方に他車がいる場合に点灯する前照灯です。
それにより、基本的に夜間走行中はハイビームで走行します。
ちなみに、ハイビームは上向きライトともいいますが
正式名称は走行用前照灯です。
この名前からも基本的にハイビーム走行なのですね(^^)
照射範囲
下向きライトの照射範囲は40m先を照らし
上向きライトの照射範囲は100m先を照らすように
法律で決まっています。(道路運送車両法)
車検のときにも検査項目として、ヘッドライトの光軸検査があります。
これがなかなかシビアでして、よく車検で落ちる原因です。
自動車の走行速度を考えると
40m先を照らすだけでは照射範囲が狭いです。
(街灯がないような真っ暗なとき)
なぜハイビームか
単刀直入にいいますと横断歩道対策です。
下向きライトは法律で(道路運送車両法)
やや左下を照らすよう定められています。
そのため、横断歩道に差しかかったときに
右側の歩行者を見落としやすくなってしまうのです。
ハイビームにしておくと
同じく横断歩道に差しかかったときに
右側の歩行者を見つけやすくなるのです。
実際、下向きライトで歩行者をはねてしまった車がもし
上向きにしていたら事故は防げたかも知れない
場合が多い研究結果もあります。
まとめ
- HI、LOWの切り替え方をしっておく
- やり方が自動車会社によって異なる
- LOWで走るべき場合
- HIで走るべき場合