やがてエンジンが停止する
ガソリン車に軽油を入れた場合、軽油の混ざったガソリンが供給されると、エンジンの出力が下がり、加速が鈍くなります。
そして、アイドリングも不調になります。さらに、、、
100%軽油だけを入れてしまうと、黒い排気ガスが出るようになり、やがてエンジンが停止してしまいます。
ただし、燃料を入れ間違えても、エンジン始動前に入れ替えれば問題はありません。(‘ω’)気付けばセーフ!
ガソリンが燃料
エンジンの中で、空気とガソリンの混合気をピストンで圧縮させ、スパークプラグの火花で爆発を起こします。その爆発がエンジンの動力となります。
詳しくいいますと、空気を取り込んで密閉して、ガソリンを霧状にして混ぜます。その混合気を力の強いピストンで圧縮して、ライターの様に着火させて爆発させます。
ちなみにディーゼルエンジンは、軽油を使用します。軽油は着火温度が低いので、圧縮空気に噴射するだけで爆発します。
なので、スパークプラグは不必要です。(^^)軽油は違うんだ!後述します、ガソリンはハイオクガソリンとレギュラーガソリンとがあります。
ハイオクガソリン
高級車やスポーツカーによく用いられるハイオクガソリンとは、オクタン価が高いガソリンです。
オクタン価とは、ノッキング(不完全燃焼=非効率)の起こしにくさを示す値です。
つまり、ハイオクガソリンとはノッキングを起こしにくいガソリンということです。
プレミアムガソリンとも。(^^)スーパーカーがノッキングを起こしたらダメですもんね
レギュラーガソリン
通常のガソリンです。ノーマルガソリンとも。ハイオク仕様の自動車にも使用することができますが、すごくノッキングを起こします。
坂を上るときなどにアクセルを踏むと、カラカラとエンジンから異音がします。これがノッキングです。
ノッキングを起こしているときに、O/Fボタン(オーバードライブオフボタン)を押したり、キックダウンをすると異音が消えます。
つまり、エンジン回転数を上げてやるとノッキングは収まる傾向にあります。( ゚Д゚)へぇ、低回転数のときの方がノッキングが起こりやすいんだ!
軽自動車もガソリンを
近年は、セルフサービスのガソリンスタンドも増えてきています。それに伴い、色々な問題も起きています。よくあるのが、
軽自動車に軽油を給油してしまうことです。軽自動車はガソリン使用ですので軽油を入れるとまずいです。(/_;)確かに間違いやすいかも
まとめ
- レギュラーガソリンとハイオクガソリンの違い
- レギュラーガソリンで起きやすいノッキング現象
- 軽自動車にもガソリンを給油
- 給油の種類を間違えたら