車中泊

ハイエース、ベッドキット設置後の構造等変更検査のやり方はこちら!

ハイエースにベッドキットを

設置したあとに気になる

車検の可否が気になるところです。

車検が気になるベッドキット

管理人のハイエースは

4ナンバーの『貨物車』です。

初年度の2年車検を過ぎれば

毎年車検になります。

毎年ベッドキットを外して

車検を受けるのは現実的では

ありません。

ですので、『構造変更検査』を申請して、

ベッドキットを積載したまま

車検を通そうと思いました。

神戸の車検場、神戸運輸管理部

受験をしました。

ここではその記録をご紹介します。

構造変更検査とは

乗車定員や車体の形状などが変わるときに必要

他にも『種別』や『用途』など多い

今回管理人は、150kg程のベッドキットを

設置しました。

ハイエースで行く!車中泊グッズのおすすめ7選!真冬の車中泊をしたいと思っている方は必見です! ハイエースでベッドキットを組んで、電気毛布で温まりながら車中泊を楽しみましょう(^^♪...

それによって、

最大積載量が大幅に変更される

見込みだったので

構造変更検査』を受験しました。

国土交通省より

燃料を空にし、ホイールキャップを外しておく

重量を量るから

車の重量を量るときは

乾燥重量で量ることが

基本みたいなので

この日のために燃料を上手に

調整しておきましょう(^^♪

ナットの締り具合を確認されるから

真ん中だけのホイールキャップ

管理人の車はトヨタ純正の

アルミホイールを履いています。

通常アルミホイールでしたら

ホイールキャップがないので

そのままでいいのですが

テコの原理で丁寧に取り外す

ハイエース用の

トヨタの純正アルミホイールは

画像の通り、真ん中だけ

ホイールキャップ

取り付けられています。

検査官がハンマーで

ナット部分をカンカン叩くので

一応外しておきます。

このように取り外す

取り外すことができました。

検査官も確認しやすい!

すべてのタイヤのセンターキャップを

取り外しておきます。

すべて取り外し完了!

これでいくらハンマーで

カンカンされても

大丈夫です(‘ω’)

まずは事前予約をする

自動車検査インターネット予約システム

トップ画面

こちらから予約をしましょう。

アカウントを作成して

登録しましょう。

アカウント登録

事前に予約をしていないと

車検(構造変更検査)を

受けることはできません

アカウント登録が済み、

ログインに成功すると下の

画面が表示されます。

ログイントップ画面

予約』を押して

予約画面に進みましょう。

検査種別

検査種別

次の画面ではまず

検査の種別を選択します。

一番下の

構造等変更検査

にチェックを入れます。

検査車種

検査車種

検査を受ける車種を

選択します。

管理人のハイエースは

4ナンバー車なので、

画面の説明に従って

普通車』にチェックを入れます。

次へをクリック

場所

受験する陸運局の場所を決めます。

管理人は神戸の陸運管理部で受験するので

兵庫県の兵庫を選択します。

受験場所を選ぶ

ここで注意しないといけない点は

通常の車検を意味する

継続検査

全国どこでも受験できます。

しかし、今回の

構造等変更検査

使用の本拠の位置でなければ

受験できません!

つまり車検証のここを見ます↓

車検証の使用の本拠の位置

必ずここを管轄する

陸運局を選んで下さい。

でないと受験できません(>_<)

日時

受験日を決める

1ラウンドから

4ラウンドまであります。

1,2ラウンドが午前

3,4ラウンドが午後です。

空いているなら午前中

選びましょう。

なぜなら、もし午前中に不合格だった

検査項目を整備して

午後に再受験し直すことが

可能だからです。

余裕をもって受験しましょう。

車台番号を入力

車台番号を記入する

カメラ機能でQRコードを写して

読み取るか、

車検証を見て手入力するかで

車台番号を入力しましょう。

これで予約は完了です。

書類を揃える

必要書類

  1. 申請書(OCRシート)
  2. 車検証
  3. 点検整備記録簿
  4. 自賠責保険(新旧両方必要)
  5. 手数料納付書
  6. 自動車重量税納付書
  7. 納税証明書

事前に揃える

必要書類が多いから大変!

国土交通省のこちら

ページからダウンロード

することができます。

書類が多いので

当日準備することもできますが

事前に準備しておいた方が

安心でしょう(^^♪

当日購入する

神戸運輸管理部

芦屋市にほど近い、

神戸市東灘区魚崎浜町に

神戸の車検場はあります。

本館の横

神戸運輸管理部では

本館でなく別館である

兵庫県自動車会館

で書類一式を購入します。

入ってすぐ

自動ドアで入ってすぐ左側の

窓口で書類一式を購入します。

窓口の方に

4ナンバーの構造変更検査を受けに来ました

と言えば書類をもらえます。

以前は数十円取られていたのですが

最近は書類代が無料になったのか

謎の数十円は取られなくなりました(;^ω^)

自賠責に加入する

書類を購入した窓口で加入できる

2023年4ナンバーは12,850円也

恐らく、書類を購入した窓口の方に

『自賠責入りますか?』

と聞かれるので

『はい』

と答えて加入します。

2023年の自賠責保険料は

4ナンバー一年間で

12,850円でした

  • 全国の交通事故の件数
  • 自賠責保険の支払い状況

などで毎年料金が変動します。

重量税はまだ払わない!

検査結果によっては変動する可能性があるから

継続検査』であれば

重量税が変更されることは

ありません。

しかし『構造変更検査』は

このあと、実際に車重を量ります

その結果次第で

重量税が変わる可能性があるからです。

なので、現時点でまだ払いません

検査手数料を支払う

車の検査をするマルチテスタ代

検査場

この手数料を支払っていないと

この検査場に行くことが

できません。

今回管理人が受験する

構造変更検査』は

2023年1月1日現在で

2,500円です。

本館に行って検査の受付を済ます

検査部

この窓口で受付をする

必要書類を一式まとめて

この窓口に提出します。

  1. 検査予約がされている
  2. 書類の不備がない
  3. 手数料が納付されている

などのチェックが行われます。

漏れがなければ

数々の印紙と印鑑!まだこれから!

青色の検査部の受付印が押されます。

これで自動車に乗って

検査レーンに移動です。

いざ屋外検査場へ!

車に乗って並ぶ

みんな車検を受ける車!

とても多くの車が並んでいます。

  1. 管理人のような一般の方。
  2. ディーラーのプロの方。
  3. 日本語の通じない外国人の方。

様々な方が一同に

自分の順番を待っています。

フルタイムの4WDは注意!

ローラーにタイヤを乗せるから

4WDに対応している

レーンに並びましょう。

なぜなら、4WDの車を通常が

レーンに進入すると

車が飛び出すからです。

すべてのタイヤがローラーに

乗っておかないと

非常に危険なのです(>_<)

左側2レーンは大型車用

幸い神戸運輸管理部は

すべてのレーンで4WD車が

進入可能でした。

すこしでも不安があれば

検査官に聞くとよいでしょう。

外観検査

書類チェックと灯火類の検査

自分の順番がきたら

書類を検査官に渡します。

同時にこちらから

『構造変更検査です』

と言えば、話がすぐに伝わるでしょう。

  1. 車幅灯
  2. 前照灯(下向き、上向き)
  3. 方向指示器
  4. ハザードランプ
  5. フォグランプ
  6. ウォッシャー液
  7. ワイパー
  8. クラクション
  9. 尾灯
  10. 制動灯
ライトの例

などすべての灯火類を

検査されるので

言われるがままに操作します。

言われる前にどんどん勝手に

点灯していっても問題ありません(;^ω^)

もし電球が切れていたら

車検に通らないので

事前に確認しておきましょう。

車台番号の確認

自分でボンネットを開ける

書類に書かれた車台番号と

車体の車台番号が一致しているか

どうかを確認されますので

ボンネットを開ける準備を

しておきましょう。

ハイエースは助手席の下が

エンジンルームなので

この下がエンジンルーム!

陸運局に着いた時点で

準備しておいてもいいかも

知れません。

ロックは2ヶ所あります。

車両外側と
車両内側

この2ヶ所のロックを解除することで

助手席を浮かせて

エンジンルームを覗くことが

できます。

ハイエースのエンジンルーム

この状態を自分でして

検査官に車台番号を見て

もらいましょう(^^)

検査官はできる限り

車に触ろうとしないので。

いよいよレーンへ!

①サイドスリップ検査

信号をよく見て

前の車の検査が進むまで

赤信号』です。

青信号』になるまで

待ちます。

ゆっくり前進

前方のモニターの指示に従います。

モニターをよく見て

見えないですが

モニターに

『ゆっくり直進』

と指示が出ています。

『黄色の停止線で止まる』

とも出ています。

まっすぐ進むだけです。

サイドスリップ『〇』

サイドスリップ検査合格です。

サイドスリップとは

タイヤがまっすぐ進んでいるか

検査です。

タイヤなどを改造していなければ

特に不合格にはなりません。

『前輪をテスタに乗せる』

次の検査は

スピードメータ検査』です。

➁スピードメータ検査

『ヘッドライトを消す』

最近の車は

強制オートライト機能

付いているので

テスタ内は暗いので

勝手にライトが点きます(;^ω^)

『ゆっくり速度を上げて40キロでパッシング』

先ほどモニターに言われた通り

ヘッドライトを消していたのですが

40キロもスピードを出したら

すぐヘッドライトが点灯します。

それでもモニターは

『ヘッドライトを消す』

としつこく言ってきます( ;∀;)

40キロを保って

何回もパッシングをしていたら

なんとか合格が出ました(‘Д’)↓

ふぅ、なんとかオッケー

軽くブレーキを踏んで

ローラーを止めます。

③ヘッドライト検査

『ギアをNにする。駐車ブレーキをかける』

次はヘッドライト検査です。

このヘッドライト検査で

引っかかるワースト原因です。

異様にシビアなんです(>_<)

果たして!

『ライトを下向きにつける』

左側から検査します。

この正面の機械がヘッドライトの

光軸を検査します。

『左ライト〇』

左ヘッドライト〇です!

無事オッケーでした。

次は右側です。

『右ライト〇』

無事に右側も合格しました。

一番厳しいヘッドライト検査合格で

ホッとします。

『駐車ブレーキをもどす』

次はブレーキ検査です。

④ブレーキ検査

『ブレーキをはなす』

すべてのブレーキを離すように

指示されています。

『ゆっくりふむ』

ゆっくりと出ていますが

かなり踏み込まないと

×がでるみたいなので

思いっきり踏みます(;^ω^)

『ブレーキを離す。ブレーキ〇』

フットブレーキ検査合格です。

急に一気に踏むのではなく

多少ゆっくり踏み始めて

思いっきり踏むようなイメージです。

『駐車ブレーキをもどす』

再びすべてのブレーキを

離す指示です。

『ゆっくりかける』

サイドブレーキの検査です。

頑張って一気に引きます。

サイドブレーキは一気にかけても

急ブレーキにならないので

一気にかけます。

『駐車ブレーキをもどす。駐車ブレーキ〇』

駐車ブレーキ検査合格です。

これでブレーキ検査が合格です。

『そのまま待つ』
  1. サイドスリップ〇
  2. スピードメータ〇
  3. ヘッドライト〇
  4. ブレーキ〇

ここまですべて〇です(^^♪

〇が出ればやはり気持ちいいです。

『前進して記録する』

テスタからタイヤを移動して

打刻機械で4つの検査結果を

記録します。

黄色い丸印

この機械で結果を打刻します。

記録器

この記録を忘れて

このまま進んだらどうなるのでしょうか。

もう一回やり直し?

スピーカーで案内されるのでしょうか。

どちらにせよ、忘れないように

記録をします。

⑤下回り検査

続きまして

下回り検査です。

この穴の下に検査官が

潜んでいて

車の下回りを見られます。

  1. エンジンを切る
  2. エンジンをかける
  3. ハンドルを左右に切る
  4. サイドブレーキをかける
  5. ブレーキを踏む、離す

など、色々な指示が

モニターに出ますので

よく見てその通りに

操作します。

『検査中エンジン停止。ブレーキふむ』

下回りが終われば

次が最後です。

⑥排ガス検査

排ガス測定器

この測定器の横にある

フェンシングのような

棒をマフラーに突っ込みます。

もちろんエンジンはかけっぱなしです。

しばらくすると測定が終わります。

排ガス検査表示器

プローブはずすが出れば

測定終了です。

この時点で再び検査結果を

機械に通して記録します。

そして最終判定をもらいます。

総合判定

この小屋で総合判定をもらいます。

検査の記録をしただけでは

ダメです!

この小屋の中で座っている人に

総合判定の印鑑をもらって下さい。

でないと車検証がもらえません。

だ、誰も教えてくれない

誰もこの小屋で総合判定を

もらって下さいと教えてくれませんので

スルーしないように気を付けましょう(>_<)

管理人も一度総合判定印をもらい損ねて

戻ってきた経験があります(;^ω^)

これですべてオッケー

次からが

構造変更検査』の本番です。

新規コース(計測コース)へ

構造変更検査はここからが本番

この施設で計測してもらう

管理人の前に

バイクが数台と

スポーツカーがいました。

管理人の順番になったら

再び車台番号の確認をされました。

準備をしておきましょう。

しかし、今回は助手席を上げずに

ボンネットだけでよかったです。

重量測定

この鉄板で重量を量る

前輪を鉄板に乗せて運転手が下りて

重量を測定し、記録されます。

次に後輪の測定です。

同じく後輪だけ乗せて

運転手が下りて記録されます。

車の長さ、幅、高さも

測っていました。

長さ、幅は変わらず(当然)

高さが1cm下がっていました。

ベッドキットを積んだからでしょうか。

その結果

上が旧車検証、下が新諸元表

まとめるとこのようになりました。

最大積載量がマイナス50kgに!

最大積載量が変更になったので

道路寄りの別館

『兵庫県自動車整備会館』

に行って

最大積載量ステッカーを購入します。

157円也

これを油性のマジックを使って

最大積載量950と直します。

デジタルステッカー

これをハイエースに貼ったら

構造変更検査

の完了です。

最大積載量ステッカーの変更

1000kgから
950kgへ

重量税納付

忘れないように

印紙を張り付けて提出

提出は4番窓口へ

なにやらすごい人の数!

タッチパネルで窓口申請をタップ
やり方

すると番号が出てくるので

片方をファイルに入れて

提出箱へ入れて

片方を持っておきます。

長い待ち時間

このQRコードがあれば

窓口の前で待っていなくても

スマホから進み具合を

見ることができるので

便利になりました。

ついにゲット
こちらも忘れずに
窓に内側から貼る
貼る位置は右側に変更される

2023年7月3日から

『運転席から見やすいところ』

に変更されます。

右ハンドル車でしたら

右上に車内から貼ります。

ABOUT ME
交通トリビア研究所
こんにちは。教習指導員になってはや十数年。 過去にバイク事故で重傷を負った経験がある、現役の教習指導員です。 あの時、命拾いしたのも、この仕事に就いて安全運転を教えなさいと神様に言われたような気がします。 こんな私ですが、ブログを通じて、皆さんに安全運転の大切さを発信していきます。

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