整備

ハイエースのオイル交換を自分で!こちらで詳しく解説します。

200系6型(2020年5月~2022年8月発売)

この型からサイドミラーが角ばる

こちらのハイエースの

エンジンオイルの交換の

仕方を説明していきます(^^)

  • ディーゼル4WD車です。

※ハイエースはグレードや年式によって

様々な種類がありますので

その点をご了承くださいm(__)m

用意する物

エンジンオイル

純正エンジンオイル

車の血液ともいわれる

  • エンジンオイル

今回はトヨタ純正を購入しました。

取扱説明書の指定通り

ディーゼル車のエンジンオイルには

  • DL-1

と書かれたエンジンオイルを

選びましょう↓

説明書より

JASO規格DL-1に合致した

信頼のあるエンジンオイルです!

という意味のようです。

  • 品質もトヨタが保証してくれています!
純正エンジンオイルの拡大写真

手動式オイルチェンジャー

アマゾンで購入

今回は、ジャッキアップして車体の下に

潜り込まずにエンジンオイルを

抜くことが出来る

コレを購入してみました↓

結論は、、、

  • 買ってよかったです!

手動式なので、電源不要です。

重さも軽く、持ち運びも楽でした。

車をジャッキアップしなくていいので

かなりの便利グッズです!

廃油ボックス4.5L用

垂れ流しは犯罪です!

今回購入した純正エンジンオイルの

4Lに合わせて4.5L用の

廃油ボックスを用意しました↓

こちらに関しては

今回交換する量の4Lすべて

回収できる容量であれば

特にこだわらなくてもいいでしょう(^^)

多少の余裕をもって

4.5L用を選びました。

ただし、廃油を下水などに

そのまま流すと犯罪ですので

絶対にしてはいけません!

ウエス

何かと必要!

必ず手にオイルが付いたり

こぼれたりしますので

なにかと必要です。

用意しておきましょう↓

オイルジョッキ

狭いエンジンルームで

綺麗にエンジンオイルを注ぐには

ジョッキが必要でしょう。

4Lから5Lの物があったら便利でしょう。

エンジンを開く

ハイエースは助手席の下!

このように助手席を浮かす

浮かし方は、助手席の足元に

フックが二ヶ所あるので外します。

説明書より

車両外側のフックの

アップ写真↓

このフックを
指で持ち上げて外す

同じように、車両内側の

フックの写真↓

もう一つのフック
このように外す

助手席を浮かす前に

座席と荷台とを分ける棒

このセパレーターバーと呼ばれる棒に

助手席が干渉する可能性があるため

後部に移動させます。

こちらにも取り付けられる

後部座席の後ろにも取り付け可能ですので

こちらに取り付けておきましょう。

このセパレーターバーは

取り外し禁止です。

この棒がなければ

  • 車検に通りません。

なので、走行時は

必ず元に戻しましょう!

助手席を浮かす

このように浮かす

このとき助手席と同時に

センターコンソールボックス(物入れ)も

同時に持ち上がります。

なので、蓋が開いて物が後ろに落ちる

可能性があります。

ですので、助手席を浮かす前に

中の物を出しておきましょう。

助手席を固定する

説明書より

助手席の左側に付いている

バンドを、車体のフックにかけることで

助手席を固定することが出来ます。

助手席横のバンド

このバンドを、シートベルト付近にある

フックに引っかけて固定します。

このように固定する

運転席側からフックを見るとこんな感じ↓

運転席側から

ここから吸い上げる

これでエンジンオイルの量を点検する

黄色のワッカを引っ張ると

棒が出てきます。

この棒の先でエンジンオイルの

量を点検します。

点検棒を抜いたところ
点検棒の先っぽ

画像が先っぽです。

この先っぽの点と点の間に

オイルが付いていれば

エンジンオイルの量は適切ということです。

この点検棒を抜いた部分から

エンジンオイルを吸い上げます。

オイルチェンジャーの組み立て

内容物

前回使用済み

内容物を全て出します。

ストロー部分

とても長い

この長いストローを突っ込んで

エンジンオイルを

吸い取ります。

ハンドル部分

シュポシュポする部分

このハンドルを上下させることで

タンク内を真空にして

エンジンオイルを吸い上げる

原理です。

エンジンオイルを吸い取る

点検棒を抜いたところに挿入する

この長いストローを

ここに突っ込みます。

そしてハンドル部分を

上下にシュポシュポします。

自転車の空気入れみたいに

熱いので注意!

やけどに注意!

エンジンを止めた直後の

エンジンオイルは高温になっています。

なので、エンジンオイルを吸い上げる

ストロー部分が高温になります。

やけどに注意しましょう。

何回も抜き挿しして吸い取る

一回で吸い取りは不可能!

エンジン内の構造はとても複雑です。

なので、一回の挿入で一気に

エンジンオイルを吸い上げることは

できません。

コツは、何回も抜いては挿して

抜いては挿してを繰り返すことです。

ハンドル上下も同時進行です。

すると時々、『ジョロジョロ~』と

エンジンオイルが吸い上がる

ポイントがあります。

そこを中心にストローを微調整する

イメージです(^^♪

4L吸い上げ完了!

タンクの線が分かりやすい!

画像のように

タンクの線が1Lを表しています。

下から4つ目の線で

  • 4L吸い上げ完了です!

廃油を処理する

廃油ボックスに注ぐ

このボックスの蓋を開けて

この中に吸い上げた

エンジンオイル(廃油)を

注いでいきます。

  • ストローからジョーロへ変更します↓

『ドボドボ、ドボドボ』

あまり一気に注ごうとすると

勢いが良すぎて

  • 跳ねて汚れる可能性があるので

ゆっくり注いでいきます。

ディーゼルのエンジンオイルは

このように真っ黒です。

ガソリンエンジンと比べて

かなり黒い色をしています。

↑左が新品のエンジンオイル

右が吸い取ったエンジンオイルです(>_<)

しかし、ディーゼルエンジンは

これで正常ですのでご安心を(^^)

新品のエンジンオイルの注入

注入口はこちら

この口から新品のエンジンオイル

注入していきます。

ハイエースは特に助手席の下なので

作業スペースが狭いです(>_<)

なので、オイルジョッキが必要です。

オイルジョッキに注ぐ

右の缶から直接注入できたら

いいのですが、

ハイエースに限っては厳しいでしょうか。

このように感からジョッキに

全て注いでいきます。

注ぎ終わりました。

当然ですが、4Lきっちりです(^^)

こぼさないように慎重に

頭上には助手席、注入口は車両内側なので

注いでいる最中の姿勢はかなり

腰にきます(´Д⊂ヽ

二人がかりでできるなら

もう一人は運転席側に回って

注ぎ口を抑えてもらったら

まだ楽でしょう。

慎重に注いだ結果、

こぼれずに済みました(^^)

あとはエンジンオイルの量の点検です↓

エンジンオイルの量の点検

しばらくエンジンをかけて

エンジン全体にエンジンオイルを

行きわたらせます。

このとき、注入口点検口ともに

閉めておいて下さい。

でないとエンジンオイルが

吹き出てしまいます。

エンジンを止めてから↓

この棒でしっかり点検しましょう。

エンジンオイルが規定の量に

達しているかどうかの点検です。

画像では見えにくいですが、

点と点の間にオイルの上限が

来ており、適正量です。

残ったオイルを処理

廃油ボックスへ

少量残ったエンジンオイルは

どうすることもできません。

なので、廃油とともに

処理しましょう。

口を縛って完了!

タイラップが付属する

廃油ボックスが多いです。

このようにしっかり縛って

処理が完了です。

何ゴミで出したらいいのかは

自治体によって異なります。

みなさんのお住みのゴミ出しルールを

守って出してください(^^♪

ABOUT ME
交通トリビア研究所
こんにちは。教習指導員になってはや十数年。 過去にバイク事故で重傷を負った経験がある、現役の教習指導員です。 あの時、命拾いしたのも、この仕事に就いて安全運転を教えなさいと神様に言われたような気がします。 こんな私ですが、ブログを通じて、皆さんに安全運転の大切さを発信していきます。

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