毎年必ず到来する
突然の寒波。
そのたびに車は立ち往生し、長蛇の渋滞に。
それはニュースとなり、全国に報道されます。
中には車内で
- 一酸化炭素中毒
で死亡する人も。
そうならないようにするために
教習所で一度は習った
タイヤチェーンの付け方を
ご紹介します。
頭では分かっていても
実際やってみると意外と出来なかったりします!
なので、みなさんにはそうならないように
画像付きで分かりやすく
解説していきます(^^)
カーメイト製バイアスロン、クイックイージーのご紹介
非金属チェーン
今回はこちらの商品を購入したので
取り付けていきます。
スタッドレスタイヤ装着は
もちろんですが、
このタイヤチェーンがあれば
安心感は全く違います。
雪道を通る方は是非、購入しておきましょう。
QE14
タイヤサイズによって様々な
型があります。
管理人のマイカーは
- ハイエースです。
ハイエースのタイヤサイズは
195/80R15
というサイズです。
適合表を見て、このサイズに合う
型を選びます。
適合表
この表によって
ハイエースのスタッドレスタイヤに
装着するチェーンは
QE14ということが分かります。
ハイエースのスタッドレスタイヤには
- QE14
ですが
夏用タイヤでは
- QE12L
なので注意してください!
内容物
装着説明書
しっかりとしたナイロン製の
袋の中に入れられています。
警告書
このような書類も入っていました。
↓を必ず守るようにしましょう。
- 急操作
- 誤装着
- 空転
- 50km/h以下
手袋
手袋も入っていました!
雪道での装着になるので
これはありがたいです。
しかも、袖まで覆うビニール付きです(^^)
いざという時に役立つことでしょう。
ハンドル
この専用ハンドル付きなので
力いらずでチェーンを
締め付けることができます。
説明書1
イラスト付きで非常に分かりやすく
書いてくれています。
説明書2
大きく数字が書いてあり
間違えることはないでしょう。
しかもこの説明書は、水に濡れても
破けないように
- ビニールの素材でできています。
なので雪の上に説明書を
広げても破けることはありません。
本体
チェーンは二つ一組です。
スタッドレスタイヤのように
四輪にすべて装着するのと
違って、チェーンは
- 前輪二つ
もしくは
- 後輪二つ
に装着します。
- 前輪駆動車には前輪に
- 後輪駆動車には後輪に
- 四輪駆動車は取扱説明書を見て判断
こちらがタイヤチェーンです。
見ての通り
- 非金属製です。
非金属製には以下のメリットがあります。
- 切れにくい
- ねじれにくいので装着しやすい
- 走行時のがたつきが少ない
逆にデメリットもあります。
- 使用しないときかさばる
- 経年劣化しやすい
- 値段が高価
これらを比較して
購入を決めましょう。
取り付け方
チェーンをタイヤの後ろに回す
このときの注意点は
- スパイク面を上にすることです
ついつい、下に向けてしまいそうですが
気を付けましょう。
チェーンの前後方向も気を付けましょう↓
- 繋がってる側をこちらに回します
このように回します。
逆向きにならないように
しましょう。
スパイク面が上にくるように巻いていく
両手を使いながら
スパイク面が上に向くように
タイヤに巻いていきます。
スパイク面をひっくり返すように
タイヤに巻いていくイメージです。
連結一ヶ所目
最初に両端同士だった部分です。
この両方をタイヤの上で連結します。
画像のように『スパイク面』が
上にきているか確認します。
このようにワンタッチで簡単に
連結することができます。
『カチッ』と鳴るので
すぐ分かります。
連結出来たら、そのワイヤー部分を
タイヤの後ろに下ろします。
ワイヤー部分は
タイヤの後ろ側を固定する側です。
スパイク面を整える
チェーンを矢印の向きに
引っ張り、手繰り寄せます。
『グッ、グッ』と力を込めて
引き寄せましょう。
ある程度、チェーンがタイヤに
沿ってきたらOKです。
連結二ヶ所目
タイヤの前面上部の
〇で囲んだフック部分と
受け側とを連結します。
『グググッ』と渾身の力で
引き寄せていきます。
連結三か所目
タイヤの下側にも連結ヶ所が
ありますので、
次はそこを付けていきます。
画像のように閉じている状態に
なっているとおもいますので、
先ほどのこの赤いハンドル↓を使って
展開しましょう。
左回り(反時計回りです)で展開です。
このフックを再び
受け側と連結させます。
これですべての連結作業が
終わりました。
しかし、ここまでは仮止めです。
本締めの始まりです。
付属のハンドルを使って本締めする
丸印の三か所を締めて
本締めしていきます。
付属の赤いハンドルを使用します。
一ヶ所目
両手で右回り(時計回り)で締めます。
そこまで力は要りません。
軽い力で締まっていく感覚が
伝わってきます。
二ヶ所目
同じ要領で締めていきます。
三ヶ所目
三ヶ所すべて本締めできたら
装着完了です。
反対側のタイヤにも
同じ要領でチェーンを
装着します。
ならし走行を行う
装着状態をしっかり確かめる
取り付けてすぐ本走行をせず
取り付けたチェーンがずれている
ことを疑いながら
- 100mほどならし走行します。
それでもしっかり装着できていれば
本走行に移っていきましょう。
しかし、50km/hを超えないように
慎重に運転しましょう。
滑らない保証はない
いくらチェーンを装着したといっても
カーブ手前の減速は当然です。
スタッドレスタイヤでも減速は
当然です。
レンタカーを借りに来た人に
タイヤチェーンやスタッドレスタイヤを
装着していても、滑りますよと
言ったら疑問を持たれたという
話もあるくらい、絶対に滑らないと
思っている人が多いと思います。
外し方
装着より難しい
取り付けたときのタイヤの位置で
車を停車させます。
でないと、タイヤがチェーンを踏んづけて
外すことができません。
- これが最も難しいです。
二人組だとより良い
できれば、もう一人と協力して
『オーライ、オーライ』
してタイヤを最初の位置に合して
停車させましょう。
赤いロックを外す(三ヶ所)
再び付属の赤いハンドルを
使ってロックを外していきましょう。
左回り(反時計回り)で
どんどん外していきましょう。
一ヶ所目
二ヶ所目
三ヶ所目
すべて外し終えました。
まだあと三つロックがあります。
なので次はそれを外していきます。
残りのロック
一ヶ所目
ある程度力を入れて
手繰り寄せて外します。
二ヶ所目
こちらも多少力を入れて
外しましょう。
金属部分が長いので
怪我をしないように気を付けながら
三ヶ所目
ここを忘れていては外すことが
できません。
忘れず外しましょう。
取り付けるとき
一番最初にロックした箇所です。
タイヤの後ろに落とし込んで取り外す
これですべてのロックが外れました。
取り付けと逆の手順で取り外しましょう。
スパイク面が上を向くように
ひねるようなイメージで
チェーンを地面に落としていきます。
チェーンの収納
QE14はスパイク面を上にする
丸印のロック部分を三ヶ所とも
締めておきます。
畳んでいきましょう。
三つ折りに畳んでいく
1回
2回
これで綺麗に三つ折りに出来ました。
もう一つのチェーンも同じように
三つ折りにして
ケースに収納する
これで収納できました。
終了です!
まとめ
実際にやってみるべき
頭で分かっていても
やはり、実際にやってみるべきです。
絶対に発見があります。
チェーンをタイヤの後ろに回すときの
感覚、手触りはやってみないと
分かりませんから。
急な雪に対応できるように
練習を兼ねて是非、やっておきましょう。