各部の名称
アクセル
グリップを手前に回せばエンジンが
- 吹き上がります。
戻すときは手をパーにして離すのではなく
グリップを握りながら向こう側に回すように
- 自分の意志で戻します。
必ず向こう側に回しましょう!
↑これ大事です。
バイクの整備によっては、手を離すだけでは
- アクセルが戻らない
ことがあります。アクセルが残ってしまい、非常に危険です。
回す量としては
- ほんのちょっと
だけです。
初めての方は加減が分からないので
- 危険な量
を回しがちですので注意してください!
暴走につながりますので、そーっと
恐る恐る回すようにします(>_<)
前輪ブレーキ
右手で操作します。(必ず、アクセルを完全に戻した状態で操作します。)
そして、
- 4本指
↑この指が正しいブレーキ操作です!
- 2本指(人差し指、中指)
- 3本指(中指、薬指、小指)
↑このようなかけ方の方が多いですが間違っています!
このようなかけ方は、アクセルが残ってしまっている
可能性があるのでダメなんです。
また、前輪ブレーキはよく効くので停止しようとするときに
初めての方は必ずかけすぎて
- 急ブレーキになります。
速度にもよりますが、ほどほどにかけましょう(^^)
後輪ブレーキ
右足で操作します。無意識に運転中に
- ずっと踏んでいる
方が結構多いので、運転中は意識して踏まないようにしましょう。
この後輪ブレーキは前輪ブレーキに比べて
- 効きが弱いです
なので、
- スラローム
- クランク
などの課題走行のときに使うように言われます。
通常のブレーキングや停止時などのときは前輪ブレーキと同時に使います。
前後ブレーキは独立している
このように、二輪車は車と違い
- 前と後のブレーキが独立しているのです
その理由は、バランスをとるためです。
低速域でバランスを取りながらかけるのが
- 後輪ブレーキ
減速時や停止時にかけるのが主に
- 前輪ブレーキ(後輪ブレーキの少々使いますが)
このようにバイクはブレーキを状況によって
使い分けないといけない乗り物なのです。
クラッチ
- 発進
- ギアチェンジ
- 停止
↑この3つのときに左手で操作します。
4本指で握るようにします。2本指は完全に握り切れないのでNGです。
エンジンの動力を遮断したり繋げたりするための装置がこのレバーです。
- クラッチを握ればエンジンの動力がタイヤに伝わらなくなります。
- クラッチを離せばエンジンの動力がタイヤに伝わります。
クラッチを上手に操作しないと
- 『エンスト』
します。『エンスト』とはエンジンの能力の限界を
超えてストップすることをいいます。正しくは
- 〇『エンジンストール』
- ×『エンジンストップ』
といいます。
発進時や停止時に『エンスト』が多く発生します。
いわゆる
- 『半クラッチ』
という操作をしないとエンストしてしまいます。
『半クラッチ』とは、徐々にクラッチレバーを離していき
バイクが少し動き出すポイントが『半クラッチ』です。
まさに動力が半分程度繋がっている状態です。
この『半クラッチ』操作をせず、急に繋げると『エンスト』します。
最初はこの『半クラッチ』操作が難しいですが頑張りましょう(;^ω^)
シフトペダル
図の場所のステップに左足の土踏まずを置いて
つま先でギアを選択します。
ギアの位置は最初は
- 『N』(ニュートラル)
の位置にあります。
このことを
- ギアが入っていない
- ギアが抜けている
などと言ったりします。
この『N』の位置ではギアが嚙み合っていないので
この状態で発進しようとしてもバイクは動きません(‘Д’)
N→1→2→3→4の順にギアチェンジする
最初の『N』から、つま先で下に押し下げます
すると『ガコッ』といって『1』(ローギア)に入れます。
そのあと『1』から『2』(セカンドギア)に入れるのですが
『N』を跳び越すからといって、つま先で2回ガチャ、ガチャと
上げるのではなく、力強く1回ガチャっと上げれば『2』に入ります。
『N』は『1』と『2』絶妙な間にあると思えばいいです。
なので走行中、『1』から『2』へギアチェンジしようとして
あまりにも軽く操作すると『N』へギア抜けしてしまいます(>_<)
確実にガチャっとギアチェンジしましょう(^^)