自己紹介
現在は教習所職員
こんにちは、私は教習指導員をしています。
この道、12年の中堅です。
このブログでは
- 『交通トリビア研究所』
と題しまして、交通に関する豆知識を
発信していますのでよろしくお願いします。
19歳の頃、バイク事故で死にかける
若いころに(19歳)バイクで交通事故を起こし
重傷を負った経験があります。
その事故のいきさつです。
2002年(平成14年)3月20日昼前後
250ccのバイクで二車線道路の右車線を進行中
突如渋滞に巻き込まれました。
その時、一緒にバイクで走っていた
バイトの後輩が前方を走っており
置いて行かれた感に焦りを感じました。
普段渋滞などしない場所だったのですが
前をよく見ず追い越しした結果
渋滞の原因をよく考えずに
走行していた右車線から
左車線に車線変更をしながら
(前をよく見ずに)
車線変更をしたということです。
渋滞の車の追い越しを図りました。
そしたら
- 急に故障で停まっていたトラックが目に入りました。
停止できるスピードではなく
こけながらトラックとの衝突を避けるのが精一杯でした!
今よく考えれば当然なのですが
この故障のトラックがいたことによって
全車が避けるために渋滞が発生していたのです。
猛スピードでトラックに衝突
バイクはトラックの下に滑り込み大破。廃車。
私は辛うじてトラックの下には潜り込まずに済みましたが
そのすぐ右側を転げ落ちました。
その瞬間は、よくいわれる走馬灯を見るような感じで
一瞬のはずですが、やけに長いようなそんな感じでした。
その直後、『うわっ、事故った!』の考えと同時に
アスファルトと体との衝撃の激痛が全身を駆け巡りました。
その直後、痛みで動けませんでした。
ガソリンが漏れていて火災の危険性があった
しばらくすると、バイトの後輩が私の元に来てくれました。
(後に聞いた話で、上着のダウンの羽毛が道路に散らばって
死んだと思ったらしいです(/_;))
バイクはトラックの下に滑り込んで大破し
タンクが破れてガソリンが漏れていたらしいです。
火災の危険性があったので、急いでその場から離れました。
消防車が3台も駆けつける
結果、火災はなかったのですが
後輩が119番に通報時に
ガソリン漏れの旨を伝えてくれていたおかげで、
- 消防車が3台ほど来てました(._.)ほんとすみません。
白バイの警察官も現場に到着し
無免許を疑ったのか
『免許証ある!?どこ!?』
と聞かれたのを覚えています。
そらそうです、当時私は若気の至り
半ヘルとグラサンの調子に乗った
格好だったので(+_+)
偶然看護師の方が通りかかる
しかし、救急車が来るまでに
偶然現場に看護師の方が通りかかり
病状を診てくれました。
- 左足が痺れ
- 右足首が痛い
と伝えました。
そしたら、その看護師の方が
『あ、見たらダメ!』と。
右足首骨折と左ふくらはぎ裂傷の大怪我
全治2ヶ月
そう言われたので、見てみると
ズボンが破れて左足ふくらはぎが
パッカリ切れていました(-_-)。
トラックの下に潜り込まない代わりに
トラックの角が刃物のようになって
ズバっと切れたのでしょう。
- 20針ほど縫いました。
この傷は一生傷です。
消えることはないので、この事故は一生忘れません。
この傷が教習指導員としての原動力です。
右足首はレントゲンで骨折だと判明しました。
- ギプスと松葉杖生活が2か月続きました。
改心をする
こんな凄まじい事故を起こした者が
何を教習所職員をしているんだと言われそうです。
確かに恥ずかしい経験をしてしまったので。
しかし、私が教習指導員をしているのは
まさに天職かも知れません。
この悲惨な事故の経験を活かして
少しでも教習に反映させようと日々努力しています。
この事故を肝に銘じ
生まれ変わったつもりで安全運転を励行しています。
神様に生かされた
- あの時、生かしてくれたのは神様かも知れません。
その神様に恩返しをする気持ちで
毎日教習所で教習しています。
しかし、昨今は
- あおり運転
- 飲酒運転
などが毎日のように報道され
社会問題化しています。
そこで、教習所職員として培った
- 正しい運転の知識とマナー
について情報を
発信していきたいと思っています。
専門家としての意見も交えつつ
皆さんを少しでも
ブログを始める
- 交通事故
- 交通トラブル
から守りたいと思ってブログを始めました。
さぁ、免許を持っている人もまだ持っていない人も、正しい知識を持って安全運転をしましょう!目指せ、ゴールド免許!優良運転者!