道交法改正

5t限定準中型免許って?何が乗れる?限定解除は?

車両総重量5t未満まで乗れるという意味

準中型免許

2007年から2017年までに取得した普通免許です。現在(2022年現在)の免許証の表記が、『準中型で運転できる準中型車は準中型車(5t)に限る』の方です。

ややこしい表現ですが、既得権を保護するための文言です。詳しくいうと

  • 車両総重量5t未満
  • 最大積載量3t未満
  • 乗車定員10人以下

これらをすべて満たす車両が乗れますよという意味です。必ず車検証で確認するようにします。

改正前と改正後で運転できる範囲は変わらないということです。(‘ω’)分かりにくいけど、今までの権利が保護されているんだ!

限定解除

準中型トラック

準中型トラックを使用します。限定解除をすると5tの限定部分が解除されます。乗れる車両は以下のようになります。

  • 車両総重量7.5t未満
  • 最大積載量4.5t未満
  • 乗車定員10人以下

限定解除をすると、次回更新時の視力検査が厳しくなることも抑えておきましょう。

  • 片目0.3以上→片目0.5以上
  • 両目0.7以上→0.8以上
  • 深視力なし→あり

場内教習のみです。路上には行きません。MTの場合は4時間です。その後卒業検定に合格すれば卒業です。

準中型免許を限定解除するには5t限定準中型免許の限定解除の方法をお教えします。費用、時間数、限定解除内容など気になる内容はこちら。...

AT限定解除

普通車を使用

こちらの場合は普通車を使用します。限定解除後は5t限定のMT車を運転することができるようになります。

視力検査の基準は変わりなしです。基準教習時間はこちらも4時間で、路上教習がありません。

準中型で運転できる準中型車は準中型車(5t)に限る
準中型車(5t)と普通車はAT車に限る

この2行の条件が、AT限定解除後は1行になります。

準中型で運転できる準中型車は準中型車(5t)に限る

あこがれのMT車!

これで晴れてMT車を運転することができます!

しかし、初めに書いている通り、トラックを運転するときは本当に注意してください。知らないうちに総重量オーバー、無免許運転で摘発、免許取り消し処分。

実際これで、教習所に通い直しをしている方もいました。本当に注意が必要です。

ABOUT ME
交通トリビア研究所
こんにちは。教習指導員になってはや十数年。 過去にバイク事故で重傷を負った経験がある、現役の教習指導員です。 あの時、命拾いしたのも、この仕事に就いて安全運転を教えなさいと神様に言われたような気がします。 こんな私ですが、ブログを通じて、皆さんに安全運転の大切さを発信していきます。

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